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心と身体の使い方

街角フィットネス「エクサス」の会員さん、みなさん、こんばんは! もう7月も終わり、明日から8月ですね。夏ですね~ ぜひ皆さんそれぞれの夏を味わって、お過ごしください。

さて、昨日は、エクサスを早めに上がり、近くの武道館で開催された、「古武術~身体の使い方~」(だったかな?)の講習を受けてきました。

このブログのどこかでもちょっと書きましたが、僕は少し前から、習い事というのか、中国拳法の練習サークルに入り、新たな学びを始めました。正式に入門した、というわけではないのですが、知り合いのご好意で練習会に好き勝手に?参加させてもらっています。

その関係で、つながりのある古武術のセミナーにも参加することになったのです。

その中国拳法というのは、「韓氏意拳」といいます。これは拳法ですが、アチョーッ!という感じのものではなく、古武術にもつながる、体の使い方、力の出し方を学ぶことができる拳法です。このような考え方を介護に応用する、古武術介護法といった世界もあります。

韓氏意拳では、いかに余計な力(筋力、力み)に頼らず、本来人間が持つ自然な力(エネルギー)を出して、流すか。そのためには、とにかく自然な動きにまかせて力を加え、余計な意識を捨てなければなりません。力を出すための意識があったり、コツをつかもうと考えると、逆にきちんとした力が出ないのです。

…とても深い世界で、ぜひ学びたい、習得したいと思い、練習しています。まあ、内容や目的は全く違いますが、見た目は太極拳や合気道のような雰囲気のものだと想像してください。

僕は、西洋医学やスポーツ科学の立場ではあるので、つい筋肉や関節力といった自然科学的な理論で考えようとしてしまうのですが、本来の人間が持つ自然な力をいかに自然に出すか。それが、とれも強く、早く、隙がない、ことにつながるそうです。

力を出そうとすると、体の筋肉や関節のどこかを固定しようとします。よく「腰を入れる」という言葉がありますが、その一箇所で安定しようとすると、別の方向からの外力が来たときに、崩れてしまいます。また、相手の力に対抗しようと、こちらも力を入れて構えると、相手が力を緩めると、ガクッと崩れてしまいます。

そこで、大切なことは「固定」ではなく、「安定」だそうです。その「安定」は動きに合わせてその場その場で変わってくる。わかるかな? ついつい固定することを安定と思ってしまいますが、安定は一コマ一コマ、変わっていきながら、安定する。難しいですね。僕もよくわかりません(汗)

練習をしていても、これが、「そうそう、それでいいんです!」と言われた時ほど、わからないんです。感覚がないんです。でも、力は入ってるんです。相手を吹き飛ばすほどの力が出て、伝わってるんです。

人生も、哲学も、同じじゃないかな、とか思います。スムーズにことが進んでいるときには、なかなか自分では意識できない。でも、いろんな困難にぶつかって、力が入り、いろんな意識が作用し、押したり引いたりしながら進んでいく。で、あえて力を抜こうと思っても、それを意識した時点で、自然な力ではないわけです。

まあ、それも現実で、強く生きていくためには必要なものとして認めるべきなのですが、この韓氏意拳の練習をしている時間は、全く別世界にいる感じになり、精神もすがすがしく、健全になる感じがします。

週に一回も行けてませんが、僕にとっては貴重な時間です。ぜひ続けたいと思っています。

筋トレも同じです。余計な力を入れて、余計なところに筋肉をつける必要はないのです。まあ、ムキムキマッチョがお望みの方は別として。自然な動きで、どこか一つの筋肉に頼るのではなく、力まずに正しいフォームを作ってみてください。案外、すーっと錘が動いてくれるかもしれません。

あ、「拳法」ではあるのですが、今のところまったく実践の戦いを想定しておりませんので、「アチョーー!」といきなり僕に殴りかかってこないでくださいね。危険危険。

ということで、今回はちょっとマニアックな話になりましたが、暑さで頭がどうにかなったわけではありません。8月も笑顔でお会いいたしましょう!

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エクササイズ」カテゴリの記事

コメント

先生ー!!相変わらずお元気そうです良かったです。しばらくにきせいからのコメントがなくて寂しかったでしょ?(えへっ)え?そんなことないって?!実は携帯を修理に出していて今日戻ってきたんです2週間くらい代替品で過ごしていたので、見れてなかったんです今日あけたらたくさん更新されててびっくりでした5期開講もおめでとうございます。4期も盛り上がっててサイコーですね!!

今回の話を見て思ったんですが、テニスをしてるときにいい球が打てたときって意外とラケットの振動がすくなくって、打ったーって感覚がない(ないことはないですが)って感じなんです。インパクトのときにだけうまく力を入れて打てるかどうかが大切なのかなって思ってます。安定が大事なのもすごい納得します。打った後にふんばれず、すぐ足が動くのでよく注意されます。とにかく今更ですけど、スポーツって難しいですね

先生の武術姿みたいです。素敵にできるようになったら自慢げに見せてくださいでは、暑いですが、頑張ってくださいね!

はい、寂しかったです~(笑)にきせいさんこそお元気そうでよかったです。

おお、たぶん、その感覚です。
テニスのボールの軌道や速度や回転といった動きは、毎回異なるわけですから、同じようにスイングしていても、腕の振りや体の動きは微妙に異なります。

よって、こちらの動きは固定することができません。
その中で、筋肉に余計な力が入らず、スムーズにボールにラケットが向かって、力が伝わった時が「安定」であり、その時にはきっと反応も速く、あまり打った感じもせず、打ち返せているはずです。

なかなか習得は難しそうですが、他の種目でもいろいろありそうですよね。

さて、バーベキューの月に入りましたね♪
きっと盛り上がりますよね~
わくわくデス!

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